野上工芸では天然木化粧合板というものを主に使用しております。
化粧合板は合板の表面に突板というスライスした天然木を貼りあわせ、見た目は無垢材のような雰囲気に仕上たものが天然木化粧合板となります。※1
成形合板とは、合板を型に入れ、さまざまな形状に成形する技術を用いて加工したものを成形合板と言います。
1枚物の天然木より軽くて丈夫な製品が製造できるのが特徴です。※2
その特徴を活かし、自由度の高い美しい曲線の製品を作ることができるプレス用の型を先代が設計、製作をしました。
熟練した技術者の感性とNCマシーンにより成型したものを木取、加工、研磨、組立、塗装、張り仕上作業を社内一貫生産しています。
お客様にご満足いただける、高精度かつ機能性を兼ねた美しいオリジナル製品をお届けいたします。
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成形合板について
成形合板について
野上工芸で使う木材と成形合板について
美しい曲線を自由に表現できる技術
成形合板では薄さ1ミリ〜2ミリ程度の単板と呼ばれるスライスされた木を何枚も重ねていきます。厚い紙より薄い紙の方が折りやすいのと同じ、厚い板より薄い板の方が曲げやすいんです。
この時悪い材料を選んでしまうと後から材料を切った際に表側に出てきてしまうので気をつけなくてはなりません。